型枠職人にはなぜ高度な技術が求められるのか
- コラム
- 2021.04.20
金丸建設有限会社は、千葉県市川市を拠点に千葉県や東京都内を中心としたマンション建設・公共施設の型枠工事を手掛けています。
弊社は型枠大工のプロフェッショナル集団です。
木造建築では大工が木を用いて柱を組んだり木材を削ったりして骨組みを作っていきますが、コンクリート建設では型枠大工の仕事が建築の際に必ず必要になります。型枠大工とは、コンクリートを型枠に流し入れ、硬化し型枠を解体した後に図面通りの建物を作る仕事です。
建物の規模によっても異なりますが、型枠作業だけでも数か月を要することもあります。型枠大工は建築業務のなかでももっとも技術が必要な仕事と考えており、金丸建設ではその仕事に職人としての誇りを持って当たっています。
一人前の型枠大工職人になるためには10年はかかると言われています。そのくらい高い技術が求められるのが型枠大工という仕事です。日本ではコンクリート建築が非常に安全と言われていますが、その品質を維持しているのがまさに型枠職人の緻密な作業による正確な建築の結果なのです。
また、コンクリート打ちっ放しのお洒落な建築を見かけることもありますが、これも型枠のみで出来上がった状態が完成形と言えるほど美しい状態でなければなりません。鉄筋コンクリート建築物の精度や仕上がりを大きく左右するのが、この型枠大工という仕事なのです。