型枠解体とはどんな工事?
- コラム
- 2024.05.20
型枠解体は、建築工事の作業のひとつとしてコンクリートを流し込んで作成されたコンクリート構造物の周囲に設置された型枠を解体する作業のことを言います。
具体的には、型枠の解体準備を行ったのちに、型枠の解体、撤去、確認という手順で行われます。
型枠の解体準備では、解体する型枠の周囲を確認し、周囲の状況や安全対策を確保します。また、解体する型枠がコンクリートとしっかり固定されていることを確認します。
解体する型枠の部材に対して解体作業を行います。一般的には、型枠を組み立てた際に使用したボルトやナットなどを緩め、型枠を段階的に解体していきます。鋼板の場合は溶接部分を切断して行うのが一般的です。
解体した型枠の部材を撤去し、作業現場から運搬します。撤去された型枠の部材は、再利用される場合があります。型枠解体後、コンクリート構造物の周囲に問題がないかどうかを確認します。解体作業によって損傷が生じた部分があれば、修復や補修が行われることもあります。
このような型枠解体は、建築工事を進めるにあたり重要な工程のひとつとなっています。
正確で効率的な解体作業が行われることで、建物の完成度や耐久性に影響を与えることがあり、作業現場での安全管理が十分に行われることも重要です。