型枠作業に欠かせない加工図とは?
- コラム
- 2023.05.19
型枠工事現場では必ず加工図を用いて作業します。
加工図には型枠工事で使用する型枠の形状や数、そしてどの位置に配置するかといった重要な内容が記載されています。
いわば型枠の設計図と呼べるものです。
現場では必要以上に型枠を持ち込むことはありません。
なぜなら必要な数を必要な数だけ使っていないと間違いに気付かないからです。
場所によって型枠の長さも異なりますので、適切な資材を導入して取り付けていく必要があります。
現場に用いられる加工図は型枠施工会社が制作するケースもありますし、建設管理者側との打ち合わせにより制作するケースもあります。
制作する際、拾い出し作業があります。
拾い出し作業はどの部分にどれだけの型枠が必要かということをまとめていく作業のことです。
そして型枠の加工を行っている会社に、加工図を基に必要な型枠の発注を行います。
出来上がった必要な数の型枠を現場に持ち込んで施工する形になります。
型枠施工会社は型枠を取り付けるだけでなく、内側に設置する鉄筋の施設作業やコンクリートの打設作業まで含めて対応するケースがあります。
コンクリートを注入して固めてしまうと、あとで型枠の幅を変えることはできません。
事前に入念な確認作業を行ってからコンクリートを注入していきます。
現在、金丸建設では型枠工事に携わっていただけるスタッフを募集中です。
20代から40代前半までの男性スタッフが多く活躍している現場です。